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まずボディ材料として、バルサ各サイズをそろえます。
7cm以下のミノーならば4−5mm程度のバルサで十分だと思います。
ハードウッドとしてホームセンター等で比較的入手しやすいアガチスは
大抵が5mm厚になっているので5mmを使用します。 |
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次に作りたいミノーのデザインを厚紙等で作り、テンプレートとして使用します。
この時にフレームワイヤーの形状とウエイト位置を記しておきます。
ロングビルミノーの場合は、リップの分もテンプレートとして作っておけば
フレームワイヤーを作る時に便利です。
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一般に市販されているバルサは幅8cmの板状になっていますので
テンプレートに合わせ切り分けておきます。
切り分けたバルサの裏側を水性のマジックで黒く染めておきます。
この時に油性のマジックを使用すると、セルロースにディッピングした時に
溶け出してしまうのでお勧めできません。
次に表側に向かい合わせになるようにテンプレートを使用しボディを写します。 |
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向かい合わせにすれば、ボディの右と左が比較的同じような部分で
使えると思います。
左右の高さを揃えやすくするために、ボディは板の下端に合わせておきます。
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左右のボディの後端に印をつけ、その印を合わせるようにボディを仮止め
しておきます。
バルサならば軽い力で削ることができるので両面テープでも大丈夫ですが
ハードウッドはいくら切れる刃物でも、ある程度の力が必要ですので
仮止めには瞬間接着剤を、頭の部分とテールの部分にごく少量塗布し
仮止めします。 |
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糸ノコやナイフを使いミノーの外形を削り出します。
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テンプレートに付けておいた印に合わせながら、ステンレスワイヤーを曲げ
フックアイやフックハンガーフレームを作ります。
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テンプレートを使用してベリーのフックハンガーの位置に印をつけ
その印に合わせ、先に曲げたワイヤーを挟みます。 |
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バルサの場合は指で挟み力を入れればフレームの形がボディに付きますが
ハードウッドの場合はプライヤーで挟みワイヤーの跡をボディに付けます。
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彫刻刀やリューターを使いワイヤーが収まるように凹みを作ります。
この時に、任意の場所にウエイトルームも彫ります。
バルサの場合はボディにフレームが収まるに十分な凹みが付くので
ウエイトルームだけでも良いかも知れません。。
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ワイヤーフレームとウエイトを内部に入れ、左右のボディを貼りあわせます。
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完全に接着剤が固まったら、ボディにミノーのシェイプを書き込みます。
5mmアガチスの場合、ボディが厚くなるようならこの時点で薄くなるように
印をつけます。
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四角形⇒八角形⇒十六角形になるようにイメージし
角を取って削ります。
この時、あらゆる方向から見て左右が同じ形になるように整えます。
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ほぼ完全に楕円形に仕上げます。
この後バルサなら#400、アガチスなら#100〜#240のサンドペーパーでサンディングし仕上げます。
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エラを彫り込む場合には、一度サンドペーパーでボディを仕上げ
鉛筆等で顔を書き込みます。
エラが不要な場合にはこの工程は省きます。
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5mm厚のまま仕上げたボディと4mmまで薄く仕上げたボディです。
ボディを厚く、テールを薄くすると流れの中でも安定して
アクションするような気がします。
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